ツマグロヒョウモンの幼虫
6月2日(金)は雨だったので、昼休みに3年生の女の子たちが校長室に遊びに来ました。
お目当ては、ツマグロヒョウモンの幼虫です。
3年生は、理科で昆虫の育ち方を学習していますが、教室で育てていたモンシロチョウの幼虫がうまく育っていなかったようです。校長室にツマグロヒョウモンの幼虫がいるよと話したところ、見に来たというわけです。
ツマグロヒョウモンの成虫を写真で見ていた子供たちは、グロテスクな幼虫の姿に驚くこともなく、「かわいい!」と言ってじっくりと観察していました。将来の姿が分かると、怖くないのかも知れませんね。
「どうして、水槽のこっち側にばかりいるのかな。」「ふんは、緑色してるよ.アオムシのフンとちょっとちがうのかな。」などと、話し合っていました。興味津々に見つめる表情は、真剣そのもので生き生きとしていました
幼虫の体にはトゲがあり、毒がありそうに見えますが、自分の身を外敵から守るための進化でしょうし、毒も全く持っていません。とはいえ、刺されないようにすることが大切です。
前日の委員会の時に、体育・環境委員会の子供たちと一緒に、校長室前の花壇の草むしりをしました。その時に、花壇のパンジーにツマグロヒョウモンの幼虫を探しましたが、見つかりませんでした。そこで、自宅のプランターのパンジーにいた幼虫を学校に持ってきました。
学校の花壇のパンジーを抜いてしまう前に、もう少し幼虫を探してみようと思います。
ツマグロヒョウモンのメス
校長室の窓から子供たちに声を掛けて幼虫を見せたら、「気持ち悪い。」と驚いてしまった子もいたので心配していたのですが、3年生の女の子たちは平気だったので正直ほっとしました。
「さなぎ」がまた、驚きの姿なので、それも見せてあげたいです。
さなぎになったら、ホールに移動させてみようと思います。