防犯教室
7月1日、不審者侵入時を想定した避難訓練を実施し、金丸駐在所警察官とスクールサポーターのお二人から防犯についてのお話をうかがいました。
子どもたちが校庭で遊んでいます。日常の風景です。
そこへ、大きな声をあげながら男性がやってきました。異変に気づいた教職員が不審者に声をかけます。その間に、校庭にいた他の先生方が子どもたちを安全な室内に避難させます。
不審者は、声かけに応じず怒鳴り続けます。他の職員も駆けつけ、子どもたちが避難する時間をかせぐため、不審者の動きを制止します。同時に、他の教職員も、110番通報をしたり緊急放送をしたり、マニュアルにそって訓練を実施しました。
訓練の様子を、金丸駐在所警察官が見守っていてくださいました。
体のどの部分を押さえれば効果的か、さすまたの使い方のポイントをスクールサポーターの方から教えていただきました。また、複数の職員で対応することの重要性についても改めて考えさせられました。
訓練後、警察官の方からお話をうかがいました。本日の訓練の様子を見ていて、子どもたちが声を出さずに落ち着いて避難していて、とてもよくできていた、とのお言葉をいただきました。
そして、万が一、学校以外の場で、実際に不審者に遭遇したとしても、冷静に自分で考え、自分の命を守る行動をとることの大切さについても話してくれました。
みんな、真剣にお話を聞いていました。
スクールサポーターの方には、「いかのおすし」の大切さをお聞きしました。訓練のたびに耳にする言葉ですが、繰り返し確認することで、確実に身に付けてほしいと思います。
いか:知らない人の誘いについて「いか」ない。
の:知らない人の車に「の」らない。
お:危険を感じたら「お」おきな声を出す。
す:危険を感じたら「す」ぐ逃げる。
し:危険な目にあったら周りの人に「し」らせる。
どれも基本的なことですが、自分の身の安全のためには重要なことです。
様々な非常時を想定した訓練を行っていますが、繰り返し訓練するのは、それだけ重要だということです。「いざ」というときが、ないに越したことはありませんが、少しでも安全安心な学校生活を送れるむよう、普段から備えていきたいと思います。