校内読書旬間②
昨日は第3日曜日で「家庭の日」、「親子家読」の日でしたが、お子さんと一緒に読書するなど本に親しむ時間を作れたでしょうか。
先週から、学校では校内読書旬間として、様々な活動を行っています。その様子をお知らせします。
前原先生低学年への読み聞かせ
6月12日(月)は、昼休みに司書の前原先生の読み聞かせがありました。
1・2年生に3冊の本を読んでくださいました。
「どうぶつたいじゅうそくてい」「ノラネコぐんだんパンこうじょう」「おにぎりはいりたいやつよっといで」です。
子供たちは、まばたきもせずに大きな本を見て、集中して聞いていました。
あっという間に昼休みの読み聞かせの時間は終わってしまいました。
子供たちは、本が大好きです。
大人の読み聞かせは、子供たちが自分で本を読むことに繋がります。
奥沢小学校にも、多くの図書ボランティアの方が集まって、朝の読書の時間に読み聞かせをしていただくことができたらありがたいなと思います。
今後、学校からの図書ボランティアの募集があるときには、ぜひ応募してください。
保護者の方、祖父母の方、地域の方、いずれも大歓迎です!
語り部によるお話会
6月15日(木)は、『なすばあ』こと語り部の井上二美子さんの読み聞かせがありました。
3時間目が1~3年生、4時間目が4~6年生でした。
低学年には、「いもころりん」「かさじぞう」「貧乏神と福の神」をお話しくださいました。
「いもころりん」で、なすばあが語りながら振り付けする、お箸の持ち方のまねをする子供たち。
耳だけでなく、顔も体もなすばあの方に向けて、集中して聴いていました。
最後に、お家でも子供たちが話せる短いお話をおみやげに教えてくださいました。
お家で、話すことができたでしょうか?
高学年には、「寒の風」「めくらへび石」「九尾の狐」をお話しくださいました。
なすばあの語りに真剣に耳を傾ける子供たち。
なすばあは、高学年の子供たちは「聴く耳」ができているとおっしゃっていました。
真剣に聴いていた子供たちも、「寒の風」の楽しい語りでは、思わず笑いが出ていました。
「九尾の狐」では、なすばあの優しい表情が一変しました。
毎年殺生石のところで語るこのお話では、「自然に溶け込むことの無い語り」に気をつけているのだそうです。
なすばあは、第36代校長(平成14~16年度)の塩野操先生の時から、本校でお話会をしてくださっています。
20年以上にわたり、長い間本当に有り難いです。
保護者の皆様で聴いたことがあるという方は、ぜひお知らせください。
親子でなすばあの語りを聴いてもらうことを、目標にされているのだそうです。
来年もぜひ本校で読み聞かせをお願い致します。