朝の読み聞かせ始まる
9月11日(月)、図書ボランティアさんによる読み聞かせがありました。
学校司書の先生のほかに、地域の祖父母の方がボランティアとして手を挙げてくださったので、実施にこぎつけることができました。
1・2年生担当は、これまでも本校の図書ボランティアとして図書整備や図書室環境整備に携わっていただいている熊田さんです。
子供たちは、食い入るように絵本を見ていました。
「三びきのやぎのがらがらどん」の紙芝居も読んでくださいました。
下校時に「読み聞かせ、どうだった?」と尋ねると、「すごく楽しかった!」とたくさんの声が返ってきました。
3・4年生は、祖父母の櫻岡さんです。
櫻岡さんは、読み聞かせが初めてとのことでしたが、本選びから楽しんでくださっていました。
「ぎゅっ」という本は、3・4年生の子供たちに読み聞かせしたいと選んでくださった本ですが、子供たちが櫻岡さんの読み聞かせに合わせて、「一緒に『ぎゅっ!』と言ってくれたのよ。」と、嬉しそうにお話しになっていました。
5年生は、学校司書の前原先生です。
先生は、桃太郎についての本を3冊紹介してくださいました。
「空からのぞいた桃太郎」は、空から俯瞰的に桃太郎を見た絵本です。
同じ5年生が調べる学習コンクールで調べたことが、「桃太郎は盗人なのか?」という本になったことを紹介され、「それからのおにがしま」の読み聞かせにつなげてくださいました。時間になって、本が途中になってしまったために、子供たちは「もっと聞きたかった。」「自分で読みたい!」と本に夢中になっていたことがよく分かりました。
6年生は、学校運営協議会などでもお世話になっている、地域住民の小林さんです。
小林さんは、読み聞かせの日が9月11日の同時多発テロの日であることを考えて、「綱渡りの男」という本を選んでくださいました。
テロで崩れてしまった、ニューヨークのツインタワーを綱渡りした男の人の話です。
世界の動きにも目を向けるようになっている6年生です。いろいろなことを子供たちは考えたのではないかと思います。
どの学年も、朝の読み聞かせをとても喜んでいました。
読み聞かせボランティアの皆さん、ありがとうございました。
また、来月もよろしくお願いいたします。
保護者、祖父母、地域の方で興味のある方は、せひ、来月10月16日(月)の読み聞かせの様子をご覧にいらしてください。
図書ボランティアさんの輪が広がっていくことを願っています。