本日の給食 しもつかれ
今日の給食の献立は、「ごはん 牛乳 メンチカツ しもつかれ いものこ汁」でした。
2月12日(月)は初午の日です。しかし、建国記念日の振替休日に当たるため、今日の給食に「しもつかれ」が献立としてでました。
栃木県では、節分後の初午の日に、郷土料理の「しもつかれ」を作る習わしがあります。
節分で撒いた大豆の残りに、鬼おろしでおろした大根、にんじん、鮭の頭、油揚げ、酒粕などを入れて煮た料理です。
7件のしもつかれを食べると、風邪をひかないという言い伝えがあり、子どもの頃は、ご近所のしもつかれもいただいて食べた記憶があります。それぞれの御家庭で、多少食材に変わりがあったり味付けが違ったりするので、「どこそこの家のしもつかれは、○○が入っていて、美味しかったね。」など、ご近所同士の交流にもなっていました。
見た目があまりよくないので、私は、子どもの頃は好んで食べることはなかったですが、大人になってからは、使われている食材を知ることで、その栄養価の高さに驚かされ、美味しく食べるようになりました。
現在のしもつかれは、鮭の頭でなく鮭の切り身や鮭の缶詰を使うようになって、口当たりもよくなりましたし、定番の食材の他にさつま揚げやちくわなどの練り物や、しいたけなど、栄養満点の食材が使われています。
本日の給食のしもつかれには、「鮭、にんじん、大根、大豆、油揚げ、酒粕、醤油、だしのもと、塩」が食材として使われていました。
見た目も考えて、大根を鬼おろしでおろさずに、にんじんと一緒に小さくサイコロ状に切ってありました。
とてもおいしくいただきました
お子さんと御家庭でも話題にしてみてください。