2024年1月の記事一覧
2024年辰年のスタートです
2024年の幕が開け、新年がスタートして4日目となりました。
今日の那須の山は、雲がかかっていました。強風注意報が発令されており、午前中は強い北風が吹いていました。
そんな中でも、「少し体を動かさないと・・・」と校庭でジョギングなどをしていらっしゃる親子もいました。
本日1月4日(木)は仕事始めの方も多いと思いますが、大田原市の小中学校は学校閉庁日で、明日から冬休みの日番業務が始まります。
強風注意報が発令された元日は、本日と同様、那須の山を越えて吹く空っ風が吹き荒れ、穏やかな年明けとは言えないなと思って過ごしていました。
そんな中、夕方に突然緊急地震速報がテレビの画面やスマホから流れ、大変な惨事が起きたことを知りました。
大田原は震度3ではありましたが、長周期地震動のような不穏な揺れを感じ、能登での地震と津波のニュースには、東日本大震災を思い出した方も多かったのではないでしょうか。
さらに、2日の羽田空港での日航機と被災地への支援物資搬送中の海上保安庁の航空機の接触事故。
度重なる災難に、心を痛めます。
冬休み前の校長講話で、子供たちにウクライナやパレスチナで起きている戦争の話をしました。「戦争の無い日本は、平和に生活することができます。しかし、世界には、今も戦争をしている国があります。戦争で住む家も無く、難民となってよその国に逃れている人もたくさんいます。そして、皆さんと同じ小学生や赤ちゃんも、大人もたくさんの人が死んでいます。この冬休みは、少し世界に目を向けて、自分にできることを考えて家族と過ごしてほしいと思います。」と話しました。
戦争は、映像を見ても、なかなか自分事として思い描くことはできないかもしれません。
自然災害は、人間の意思ではどうにもならないものですが、地震の多い日本では、子供たちも自分の身にも起こりうることとして捉えることができます。
能登半島地震の被災地の方に心を寄せ、心を痛め、自分事と考えている方が多いのではないでしょうか。
子供なりに、自分にできることを考えているお子さんもいると思います。
寒さの中での救援・救助が続いています。一人でも多くの方のいち早い救助、そして復旧を願ってやみません。